




北前船が残した三百七十年の祭り。人々は神輿を担ぎ、山車を牽く。タイマツがつくる
光と影の中で、笛の音と太鼓の

リズムが混ざり合い、そこに人
々の想いと熱気が重なり合う。全てが宇宙に溶け込み、昇華していく瞬間だ。まさに祭りは「祈りの場」、江差では神はいつも生活の横にいる。祭りで神を演じ、内なる神と出会い、自らが海と、空と、大地と、そして宇宙と一つになる・・・・。写した写真は5000枚弱。プロとしての仕事、感動があって写真が写る・・・・・・捉えられたのは間違いなく江差町民の魂だとおもう。本日写真集として完成・出版の運びと成りました。2011年の「江差・姥神大神宮渡御祭」・「鴎島まつり」「江差追分大会」、江差町で一年かけての三大祭りの記録です。A5サイズ版・カラー176ページ・定価:1,800円・お申し込み:info@phokkaido.co.jp
小樽の町並みの撮影に生涯取り組み、2004年に亡くなった写真家、兵庫勝久さんの企画展「小樽の記憶~兵庫勝久の残したメッセージ」が小樽総合博物館で始まった。勝久さんは大阪写真専門学校での先輩でもあり、小樽生まれの私には・・・駆けつけました。会場には小樽が商業都市から観光都市へと変わる直前の昭和50年代の姿が映し出されていました。旧小樽運河、歴史建造物、住宅街や路地裏・・・。昭和18年小樽出生まれ、19歳迄過ごした私には子供時代がタイムスリップです。
何かが胸を打つ。写真という職業を選び小樽を離れてのこの50年間、自分の中での大きな環境の変化は改めて驚きです。※撮影:清水武男・・・手を加え残されている当時の友の家
いにしえ街道・江差・・・・・・流れ行くときを包み込む、ぬくもりと海と大地。鉛色に荒れる日本海、果てしなく広がる紺碧の太平洋、流氷に閉ざされ眠るオホーツク海.異なる恵を携え、四季折々にその表情を変える北の海と、そこに生きる魚たち、そしてそれらを求め海へ出かける漁師たち.北の海と書く「北海道」。ここで繰り広げられる人々の営み、自然の情景を表現したい・・・・・・北の海を撮り続けた作品の発表の場として鰊漁の千石場所栄えた檜山・江差町の由緒ある蔵を改装した写真ギャラリーです。地元のビッキーさん・五勝手屋本舗様・・・・歴まち商店街協同組合様、いにしえ街道の皆さんのご協力によるオープンです・・・感謝。場所:江差町姥神町 ℡:0139-56-1115 企画/管理:町歴まち商店街協同組合連合会・ぱんやBecky 開館時間:8時~18時 休館:木曜日

